クリープハイプ「オレンジ」歌詞の意味を独自解釈して考察!タイトルが物語の全てを語る!

メイ
キャッチーなサビが特徴的で、一度聴くと忘れられない楽曲「オレンジ」今回はそんなキャッチーさの裏に隠された「クリープハイプらしい歌詞」に迫っていきたいと思います。「彼女の秘密に近づいていき、真相を理解していく彼氏の姿」が生々しく描かれていくのです。尾崎さんが綴る歌詞の世界観に注目。そして深すぎるタイトルの意味も必見です。

歌詞

 

あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ

鑑定した君の憂鬱はただの細胞の羅列で
凡人とは違う何かが
一個紛れこんでいました
確定した公共料金はただの生活の記録で
凡人とは違う暮らしに
憧れていました

あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ
あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ

逆転した夜の生活で
彼女がくれる暮らしの
安定した日々の退屈を幸せと呼ぶのです
同点に追いついた時には
彼女はもうそこに居なくて
安定した日々の退屈が幸せと気付いたよ

あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ
あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ

あの部屋のポストに置いてきた合鍵で
開けるドアはもうどこにも無いから

オレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ

あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ
あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ

上手くいくってさ

作詞作曲:尾崎世界観

タイトル「オレンジ」の意味

「オレンジ」とは皆さんが思い描かく

果物のオレンジの実のような色

で間違いなく、本楽曲で綴られていく

「オレンジ」もそれを指しています。

 

しかしここで考えて頂きたいことが一つ!

なぜ、敢えて「オレンジ色」なのか?

 

メイ
ここに関しては「ズバリこれだ!」という理由が二つほどあります。

まず1つ目は、シンプルな答えですが

「夕日の色」

をイメージしているから。

歌詞の

あのオレンジの光の先へ
その先へ行く

と言う部分が、

夕日に向かって走っていく姿

を連想させる。

 

そして2つ目は

「オレンジの深層心理」

が関与しているということ。

オレンジ色の心理には

依存・反依存・共依存

ショックを吸収する

というのがあります。

これらの詳細を出来るだけ簡潔に説明すると

私たちの体の周りには、オレンジ色の電磁場があると言われている。そして、衝撃的な出来事があった時は、それが歪むと言われています。その歪みを戻すには同じオレンジが必要とされる。だから、何かショックなこと、辛いことに直面している場合はオレンジが気になるそうです。

また、そうしてバランスが崩れていると、誰かに対する必要以上な依存と反対に依存したいのにできない反依存に見舞われることがあります。

そういったショックやネガティブを吸収し、大切なものは外側でなく内側にあることに気付かせ、自立できるようなエネルギーを与えるのがオレンジだそうです。

メイ
上記した心的要素は、オレンジの歌詞の内容にびっくりするほど当てはまる。

「オレンジ」の登場人物

歌詞で綴られるのは

「君」「彼女」の二人称のみ。

 

本楽曲は、

君=彼女の彼氏である男性目線

で展開されていく。

 

彼女の「ナニカ」を感じ取って、
探りを入れていく主人公、、、

待っていた結末とは!?

歌詞の内容に注目です。

「オレンジ」の歌詞の意味・考察

彼女の秘密

あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ

作詞作曲:尾崎世界観

物語はキャッチーなサビから展開されていく。

ここだけ見ると「明るい情景」が
想像されるキラキラした楽曲に思えますが

そうではありません!

これからの展開に注目です。

鑑定した君の憂鬱はただの細胞の羅列で
凡人とは違う何かが
一個紛れこんでいました
確定した公共料金はただの生活の記録で
凡人とは違う暮らしに
憧れていました

作詞作曲:尾崎世界観

彼女は普通の人にはない

「秘密(凡人とは違う何か)」

を隠している。

 

主人公は、気にしないふりを演じながら、
平凡な日々を暮らしていく。

 

しかし、日常の中で君がふいに見せる「憂鬱」が気になるから、その正体を突き止めようとする。

 

解釈を分かりやすくするために

ここで明かしますが

君の秘密というのは「夜の仕事」です。

メイ
彼女は平凡な日常を少しでも華々しいものにしようと(凡人とは違う暮らしに憧れて)、必死だったのです。彼氏の稼ぎが少ない分も頑張ろうとしていたわけです。

光で誤魔化す

あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ
あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ

作詞作曲:尾崎世界観

お互いに後ろめたいことがあるから

それから目を背けるように

オレンジの光だけを見ようとする。

 

都合の悪いところはオレンジの光で隠して

「きっと全部上手くいく」

と言い聞かしている。

幸せの正体

逆転した夜の生活で
彼女がくれる暮らしの
安定した日々の退屈を幸せと呼ぶのです
同点に追いついた時には
彼女はもうそこに居なくて
安定した日々の退屈が幸せと気付いたよ

作詞作曲:尾崎世界観

生活のほとんどは彼女の「夜の仕事」
のおかげで賄うことができていた。

安定した暮らしを提供してもらっていた。

それを知った主人公は、
自分に嫌悪感を抱き、
ひたすら仕事に打ち込んだ。

しかし、同等の稼ぎを得たころには、
彼女はすでにいなくなっていた。

そこで改めて、彼女が作ってくれていた

安定した日々の幸せ

に気付く。

メイ
彼女はあくまでも、二人でいる時間が欲しかっただけなのです。凡人とは違う生活も安定した日々の退屈も主人公がいてこそなのです。しかし、主人公が仕事に打ち込んだことにより、二人の時間は減ってしまったのでしょう。必然的に二人の間には溝が出来てしまったのです。

オレンジ色の心理

あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ
あのオレンジの光の先へ
その先へ行く
きっと2人なら全部上手くいくってさ

作詞作曲:尾崎世界観

ここまで歌詞を解釈すると、

タイトル解釈の項目で行った

オレンジの解説が腑に落ちたと思います。

  1. 大切なものは外側でなく内側にあると気付かせる

そんなオレンジ色の心理が

平凡な幸せを失って気づいた主人公

と重なるのです。

 

また、サビ1とは違ってサビ2の

「きっと二人なら全部上手くいくっさ」

というのは、別々の場所にいる相手を想って
オレンジを見ているように伝わる。

決別

あの部屋のポストに置いてきた合鍵で
開けるドアはもうどこにも無いから

作詞作曲:尾崎世界観

最後は二人が決別したことを
ハッキリと示す歌詞が綴られる。

はっきりと言い表すことで

後悔を断ち切り、前に進んでいく姿

が目に浮かぶようになっている。

<ラストサビは割愛します>

まとめ

タイトル「オレンジ」は主人公の心色そのもの。
決別という形で物語は幕を引く
「安定した日々の退屈」こそ幸せの形
メイ
「オレンジ」という暖色カラーなタイトルとは反対に、主人公の心色は常に寒色カラーでしたね。私自身、この楽曲にはかなり共感できました。というのは、長く付き合っていた恋人と別れた後を思い出したからです。刺激のない日々にマンネリ化して日々が退屈に感じて別れてしまったのに、別れた後で退屈な日々の幸せに気付いて後悔しちゃったのです。皆さんも、こんな経験あるのではないでしょうか?