ピコン「ガランド」歌詞の意味を独自解釈して考察!

Eveをはじめとし、たくさんの歌い手たちが挙ってカバーをするピコンの人気曲「ガランド」今回はガランドの歌詞に込められた主人公の想いに近づいていきたいと思います。

歌詞

阿呆を見るランデブー
ボビデバビデンベッデボン
だから今はそれとなく
なあなあ散々淡々と暮らしていて
乾涸びた脳みそ
ふざけた街の中でそう
解らなくて今フラフラの脳みそ
駄目になってそっと捨てる

明日って何度言う?
ボビデバビデンベッデボン?
洗剤食らって睫毛乾く?
NoでNoでNo
思い出して何、泣いてんだ 今
さよならに慣れてしまってんだ
これでいいのか?なんて浪々々

Lonely? 浪人? Morning? Sorry?
苦労人? 病人? 考えたって今は
oh 思い出して魚の眼
oh それとなくキルミーして!
oh Dancing in the room. Number 10884 夜でも

ざまあみるタンデム
ボビデバビデンベッデボン
だから今は甘く見る扁桃体と
のうのう淡々と暮らしていて
身から出た脳みそ
何処かで焦げて焼けてそう
解らなくて今あやふやな脳みそ
駄目になってそっと捨てる

馬鹿って何度言う?
ボビデバビデンベッデボン?
洗剤食らって睫毛乾く?
NoでNoでNo
くだらない毎日だったんだ
「寝てんのと等しい」なんて今
それでいいのだ!なんて浪々々

Lonely? 浪人? Morning? Sorry?
苦労人? 病人? 考えたって今は
oh 思い出して魚の眼
oh それとなくキルミーして!
oh Dancing in the room. Number 10884 夜でも

作詞作曲:ピコン

タイトル「ガランド」の意味

「ガランド」とは、

「がらんどう」が変化した語で

空虚

という意味を持ちます。

後の歌詞考察で明らかになっていきますが、この「空虚」というのは、本楽曲の主人公の心を映しているのです。

「ガランド」の登場人物

歌詞の中では、

一人称や二人称は綴られていませんが

PVに注目すると男女が描かれていることがわかる。

その為、登場人物は上の二者。

歌詞では、男目線で情景が綴られていきます。はじめに大雑把に紹介すると、女性と別れた主人公がガランド(空虚)になり、フラフラしているようなストーリーです。では、一緒にガランドの世界にのめりこんでいきましょう。

「ガランド」の歌詞の意味・考察

空虚な心で街を彷徨う

阿呆を見るランデブー
ボビデバビデンベッデボン
だから今はそれとなく
なあなあ散々淡々と暮らしていて
乾涸びた脳みそ
ふざけた街の中でそう
解らなくて今フラフラの脳みそ
駄目になってそっと捨てる

作詞作曲:ピコン

ランデブーは男女の「会う約束」を意味する。

阿保を見ると言っているから、
騙されたのかも知れない。

とにかく、痛い目を見たことには間違いない。

だから今はフラフラと街を彷徨っている。

ちなみに「ボビデバビデンベッデボン」は造語で音を作っています。言葉自体に意味はないのでしょう。歌詞の情景から、何かが台無しになったときの効果音のようにも感じますが。

明日って何度言う?
ボビデバビデンベッデボン?
洗剤食らって睫毛乾く?
NoでNoでNo
思い出して何、泣いてんだ 今
さよならに慣れてしまってんだ
これでいいのか?なんて浪々々

作詞作曲:ピコン

洗剤とは、モノを洗い流すもの。

歌詞の情景に置き換えると、
阿呆を見た主人公の恋心といったところ。

まつ毛乾く?に対して「No」だから

恋心を洗い流そうとして、
他の女と遊んでみるが、
恋心および傷心が消えることはなかった。

「さよならに慣れてしまってんだ」と自分に言い聞かせているものの、自然と涙が出てくるのは、消えてくれない恋心のせい。切ない心情ですね。まさに空虚な主人公。

救いを求めて…

Lonely? 浪人? Morning? Sorry?
苦労人? 病人? 考えたって今は
oh 思い出して魚の眼
oh それとなくキルミーして!
oh Dancing in the room. Number 10884 夜でも

作詞作曲:ピコン

韻を踏みながら、
マイナスイメージな言葉が綴られていく。

魚の眼のように気力がないのは主人公。

キルミーしてとあるから、

「そんな自分を救って」

というメッセージが伝わる。

救ってという言葉の先は、他の女性。

Dancing in the room. Number 10884

というのは、おそらくホテルの1室。

苦しい記憶を、
他の女性で紛らわそうとしている。

無理やり開き直る

ざまあみるタンデム
ボビデバビデンベッデボン
だから今は甘く見る扁桃体と
のうのう淡々と暮らしていて
身から出た脳みそ
何処かで焦げて焼けてそう
解らなくて今あやふやな脳みそ
駄目になってそっと捨てる

作詞作曲:ピコン

タンデムとは
二人乗りができるバイクや自転車。

ここで描かれるのも1番と同じく、痛い目を見せられた彼女を想っている情景。

扁桃体は、
記憶の処理や情動に関わる脳神経細胞。

甘く見る偏桃体というのは

辛い過去を軽く見なしやせ我慢している

そんな主人公の情景を表している。

 

そして軽く見なした脳細胞(歌詞中の脳みそ)を身から出すことで、苦い記憶を忘れ去ろうとするものの、本当に忘れ去ることはできていないから、主人公の脳みそは「あやふやな脳みそ」と表されている。

表現が独特で秀逸ですね。

馬鹿って何度言う?
ボビデバビデンベッデボン?
洗剤食らって睫毛乾く?
NoでNoでNo
くだらない毎日だったんだ
「寝てんのと等しい」なんて今
それでいいのだ!なんて浪々々

作詞作曲:ピコン

1番で「これでいいのか?」

と自問自答していた主人公だが

2番では「それでいいのだ!」

と開き直っている。

まつ毛は一向に乾いていないものの

気持ちだけは前向きになりつつある。

〈ラストサビの解釈は割愛します〉

まとめ

主人公は女性に騙された男性。
ガランドとは「空虚」を意味する。
歌詞では、抜け殻になった主人公の情景が綴られていく。

 

ピコンの名曲「ガランド」。ガランドという言葉はなかなか聞き慣れない言葉ですよね。まさか主人公の心を映しているとは。うーん納得しました。空虚な入れ物は、すぐにボコボコになりやすい。まさに主人公の傷心とタイトル名が重なるのです。